冷たい詰め合わせ
朝。いつものようにのんびり起きると、
遠くにリアカーを押して缶拾いに出かける
山ちゃんの姿が見えたので、
おーいと声をかけてみるが反応が無い。
少しイラっときて、もう一度、おい!と呼びかけると
一瞬振り返り、ペコリと頭を下げて行ってしまった。
何なんだその態度は。昨日のノリさんといい、
今朝の山ちゃんといい、最近妙に冷たい。
キンさんもピリピリしているし、カズ姉も元気が無い。
こうりゃん先生も木元のじいさんの手伝いをしたり、
新しく入ってきた連中とばかりつるんでいるようだし。
私は何もしていないのに、少しおかしくないだろうか。
イライラを抑えつつ、日課となってしまった
例の自販機のチェックへ。今日も収穫無し。
公園に戻り、昨晩のうちに拾っておいた
ひき肉ケチャップを食べる。
冷たくて不味い。
ああ、ヨシさんがいればなぁ…あの味が恋しい。
遠くにリアカーを押して缶拾いに出かける
山ちゃんの姿が見えたので、
おーいと声をかけてみるが反応が無い。
少しイラっときて、もう一度、おい!と呼びかけると
一瞬振り返り、ペコリと頭を下げて行ってしまった。
何なんだその態度は。昨日のノリさんといい、
今朝の山ちゃんといい、最近妙に冷たい。
キンさんもピリピリしているし、カズ姉も元気が無い。
こうりゃん先生も木元のじいさんの手伝いをしたり、
新しく入ってきた連中とばかりつるんでいるようだし。
私は何もしていないのに、少しおかしくないだろうか。
イライラを抑えつつ、日課となってしまった
例の自販機のチェックへ。今日も収穫無し。
公園に戻り、昨晩のうちに拾っておいた
ひき肉ケチャップを食べる。
冷たくて不味い。
ああ、ヨシさんがいればなぁ…あの味が恋しい。